大分大学発・化学視覚AI

AI化学の、
新しい標準を目指す

AIが分子を、見る。

コア技術 PSM(化学視覚AI)の構想により、分子構造をAIが扱いやすくする新しい表現技術を開発中。構造理解にもとづく創薬支援の実現を目指します。

大分大学発 日本特許 第7715333号 化学視覚AI(PSM)

What We Do

AIは進化した。しかし、分子の“伝え方”は進化していない。

今日のAIは、分子を文字列や記号に変換して間接的に解釈しています。その過程で立体構造の情報が失われ、誤った推測(ハルシネーション)が生まれます。Pixeom は、分子構造そのものを“AIが直接見られる”形で表現することで、この根本課題に取り組んでいます。

従来

AIが構造を間接的に推測

分子を記号・特徴量に変換。立体構造の情報が断片化し、AIは構造を“推測”するしかなかった。

PSM

AIが構造を直接「見る」

分子の局所三次元構造を高情報量の数値表現として扱うことを目指す。

Technology

ポストAI時代の、分子構造の標準。

PSM(Proximity Score Matrix/近接スコア行列)は、分子の幾何学的な情報を高情報量の数値表現にエンコードする、化学視覚AIのための入力形式です。物性・活性予測への応用可能性を検証しています。

  • 構造を“見せる”

    記号への変換ではなく、構造そのものを視覚的に表現。AIにとって自然な入力形式。

  • 高情報量な構造表現

    距離・元素・立体配置といった重要な構造情報を、数値行列として表現することを目指す。

  • 創薬の“圧縮”

    探索を経験と運から理論設計へ。創薬探索の効率化を目指します。

※技術の詳細は、開示可能な範囲で順次公開してまいります。

PSM — Chemical Vision AI

Platform

構造を、見て、探し、設計するために

PSM表現を用いた検索・比較・解析機能の開発を進めています。将来的には、物性予測、de novo設計(ゼロからの新規分子設計)への展開を視野に入れています。

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PSM変換
  • Structure α 類似
  • Structure β 近接
  • Structure γ 候補
構造探索の高速化を目指す
物性予測検証中/構想中

Approach

探索を、経験と運から構造理解へ

化合物探索の新しいアプローチを提案します。AIにとって自然なデータ形式で計算コスト削減の可能性を検証し、空間認識に優れた人間の構造認識を補完するAIの実現を目指します。

01

従来の創薬探索(HTS)

経験と勘で、ランダムに探索する。

02

従来のAI創薬

周辺データの学習から、当たりの場所を予測する。

03

Pixeomの化学視覚AI

空間的特徴を扱い、構造提示・設計支援へ展開することを目指す。

R&D

R&D

薬効構造を、低分子医薬候補へ

Pixeomは、分子視覚認識に関する先端AI技術を応用し、ペプチドミメティクス(模倣分子)の低分子医薬候補の探索に活用することを目指す探索プラットフォームを開発しています。既存の創薬パイプラインでは困難とされてきた高分子・複雑分子に由来する薬効構造の低分子化に挑戦します。膨大な候補分子群の中から、有望な医薬品候補の探索効率向上を目指します。

プロジェクトの核心

AIによる「立体構造の直接認識」を創薬へ応用。従来のルール依存・構造抽出ベースの技術と異なり、AIが形状パターンを学習・比較できる表現を目指すことで、ペプチドのような複雑構造への応用可能性を検証します。開発ハードルの高い分子を、創薬開発に適した低分子候補へ展開することを目指す、新しい創薬手法の確立を目指しています。

Business

PSMを基盤に、構造から価値を生み出すことを目指す

化学視覚AIを基盤に、探索・分析・設計支援サービスの開発と、将来的には自社創薬への展開も視野に入れ、構造理解にもとづく新たな価値を生み出すことを目指します。

  1. 01

    探索プラットフォーム

    公知データを構造で検索し、類似構造探索やクラスタリングへの応用を検証しています。

  2. 02

    構造資産の基盤

    秘匿性の高い構造データを安全に管理し、構造資産として活用できる基盤の構築を進めています。

  3. 03

    分析・設計サービス

    構造空間を高度に分析し、分子設計・最適化支援への応用を目指します。

Technology & IP

技術シーズと知的財産

独自の分子構造表現コンセプトに基づき、分子の三次元空間配置をAIに直接“見せる”表記法の開発を進めています。構造認識・類似検索・逆設計への展開を目指しています。

特許 第7715333号

立体構造同定システム、方法、プログラム

登録済

Roadmap

研究成果を、事業へ

研究成果を製品化・事業化する明確なステップを策定し、下記ロードマップに沿って開発を進めています。

  1. STEP 01 2025 Q4 プロジェクト始動
  2. STEP 02 2026 Q1 社内PoC設計・初期検証
  3. STEP 03 2026 Q3 共同研究向けプロトタイプ検証
  4. STEP 04 2027 Q1 解析支援サービス化を検討
  5. STEP 05 2028 Q1 SaaS展開を視野に入れた開発
VISION

私たちが目指す未来

化学視覚AIを創薬の標準基盤へ。構造を直接理解するアプローチを世界中の研究現場に届け、新薬が生まれるスピードと確度を一段引き上げることを目指しています。

Company

大分から、創薬の未来を。

私たちは、各地の大学やスタートアップに眠る化合物データと評価系を、構造理解にもとづく資産へと転換し、新たな創薬エコシステムの構築を目指しています。

経営陣

松岡 茂
松岡 茂
代表取締役 CEO / CSO

大分大学医学部特任教授、分子構造化学を応用した創薬の専門家。

東京大学卒。理学博士。大学発シーズの社会実装に豊富な経験を持ち、AIによる直感的3次元構造認識技術「PSMI(近接スコア行列画像)」の提唱者として、理論構築と事業化をリード。

理論構築 / 大学発スタートアップ設立 / 学際的研究開発
古田 貴彦
古田 貴彦
取締役 CTO

豊富なシステム開発経験を有するAIの社会実装の専門家。

早稲田大学卒。AI実装力と高度な画像処理技術を併せ持つ実践型エンジニア。PSMIの技術基盤を設計・構築し、AIによる3次元構造認知の社会実装を担う。

技術設計 / AI開発・実装 / 高度画像処理
小田嶋 康博
小田嶋 康博
取締役 COO / CFO

グローバル金融・ファイナンス経験を持つ実業家。

ニューヨーク州立大学卒。スタートアップの事業推進と資金調達に精通し、事業戦略と財務計画を通じてPixeomの長期的価値最大化を主導する。

NPV設計 / 財務戦略 / 資金調達

会社概要

会社名
株式会社Pixeom
所在地
〒870-1192 大分県大分市大字旦野原700番地 大分大学研究マネジメント機構棟4階423-4
代表者
代表取締役 松岡 茂
事業内容
独自の立体構造表記法を活用した分子設計・解析技術の開発/医薬品研究開発の支援

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